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記憶術の心理学:記憶のプロセス

記憶術の心理学
記憶のプロセス
 パソコンに何かを記憶させるときには、まず人間の言葉が、パソコンのデジタルなデータに変えられます。そのデータが、フロッピーやハードディスクに蓄えられますね。そして、必要なときには、データを検索して情報を呼び出しますよね。

 人間の記憶も似たしくみです。まず、脳に記憶できるように「符号化」されます。その記憶が、脳に「貯蔵」され、必要なときに「検索」されて出てくるというわけです。

 テスト問題ができないとき、そもそも授業中に頭に入っていなければ、符号化に失敗していたことになります。一文字違いで間違えた場合などは、貯蔵している間に記憶が変形してしまったわけなのです。のどまで出かかっているのに、思い出せないというのは、検索に失敗したということですね。

質問

あなたは総理大臣の自宅の電話番号を知っていますか?

 考える必要もなく、知らないと答えるでしょう。あなたが、どんなに分厚いアドレス帳を持っていても、総理の番号など、ある訳ないと、常識でわかるからですね。
 この人間の検索力は、素晴らしいものなのです。機械だと順番に調べていって、最後まで調べて、ようやく「アリマセン」と回答があります。

 記憶が変化していくというのも、人間ならではですね。たいてい、自分に都合の良い記憶になったり、美化されたりするものです。
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記憶術の心理学:学習原理

記憶術の心理学

記憶術ないし記憶技法の背景にある基本的学習原理
 Higbee (1977) は,学習の原理に関する心理学者による研究成果の中で学習や記憶の基本的原理の重要なものとして,有意味化,組織化,連想,視覚化,注意,興味及びフィードバックの7項目を挙げ、記憶術の技法においてはそれらの原理が活用されていることを指摘しています。

 (1)有意味化 meaningfulness:たとえ有意味度の低い材料であっても、記憶術のルール(置き換え法など)を採用することによって、有意味度の高い材料に変換すること。

 (2)組織化 organization :すべての記憶術のシステムは、材料を記憶したり想起するのに有効なシステマティックな方法を提供するもの。図書館の書籍の検索方法が大変組織的になっているのを例にとってみると理解しやすいですね。

 (3)連想 association :連想の原理は、すべての記憶術のシステムにおいて基本的な原理である。連鎖法では,項目と項目とが連想で結合されます。場所法、かけくぎ法、音声システムにおいても、すでに記憶されている材料と学習したいと思う新しい材料とを連想で結合するものです。

 (4)視覚化 visualization:視覚的イメージをつくることは、記憶術のシステムにおいて中心的な役割を果たしています。連鎖法は視覚的になされるからである.たとえば、「猫」と「ねずみ」を連鎖法による視覚的イメージで結合するとすれば、「猫がねずみを食っている」視覚的イメージを描くことによって可能です。

 (5)注意 attention :不注意のためにはじめから記憶していないことは忘れた(忘却した)とはいえない。「一万円札に描かれている人物はだれか」を問われた時に、正しい答え(福沢諭吉)を言えない人は多い。忘れたのではなくて、最初から記憶していない(不注意のために)からである。したがって、「注意」は効果的記憶にとって、重要であるといえます.

 (6)興味 interest:興味の有無は、注意とも密接な関係があります。興味のあることには注意が向けられ、記憶されます。

 (7)フィードバック feedback:学習において、フィードバック(結果の知識)は2つの効果をもちます。1つは、学習の結果を知ることによって、興味を持続することができること、2つ目は、誤った部分を修正しようとする努力を喚起することができることである。

 上記の7つの学習ないし記憶原理は、われわれが実施している広義の記憶療法においても重要な原理であり、それらの原理を充足することによる心理的効果は無視することはでません。
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錯覚:心理学の記憶術

錯覚:記憶術の心理学

・作られた記憶

 金星人にさらわれて宇宙を旅したという記憶を持っている人がけっこういますね。しかし、記憶にあるからといって事実とは限らないのです。記憶の中だけでストーリーが出来上がってしまうことがあります。

 アメリカで裁判になった事例です。ある女性が心理療法を受けているうちに、むかし父親にレイプされ、2度も人工中絶を受けていたことを「思い出し」ました。ところが、医者が診察してみると、彼女は男性経験はなく、もちろん妊娠などしたことはないという結果でした。

 自分の願いや不安、イメージ、人からの誘導質問や暗示などによって、記憶が作られてしまうことがあるわけです。裁判の証人の記憶にも、その危険性があるという人もいます。

(シュワルツネッガーが主演した映画「トータルリコール」は、作られた記憶が大きなテーマでしたね。リコールは、心理学用語では、記憶の再生という意味になります)

 以上、記憶術の心理学でした。
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思い出:心理学の記憶術

心理学の記憶術:思い出
 
 私たちの思い出には、楽しい思い出もあれば、辛い思い出もありますね。また、人それぞれ苦労した人もいれば、楽してきた人もいるわけです。

 ところが、様々な経験、世代の人を調べてみると、どの人も、楽しい思い出が6割、中間的な思い出が3割、辛い思い出が1割だといいます。
 そういう風に記憶されているわけです。

 人々は自分の経験を心の中で整理し、どの人も6割の楽しい思い出を作っているという心理学の研究結果のようです。

 楽しいすばらしい思い出を作るためには、普段から心を整え、感受性を豊かにしておくことが大切ですね。

デジャブー:心理学の記憶術

デジャブー:心理学の記憶

 初めての経験なのに、前にも同じことが会ったような気がする。考えれば考えるほど、確信が深まる。これを心理学用語でデジャブー(既視感)といいます。

 お話し好きの人は、生まれ変わりだとか、タイムスリップだとか、いろいろ想像力を発揮したいところでしょうが、心理学的には、記憶の錯覚です。

 以前経験したはずなのに、全く記憶に残っていないことはよくありますよ。デジャブーは、その反対です。とはいっても、デジャブーって、やっぱり不思議な感覚ですよね。
 わたしも良く味わいます。記憶の心理学でね。

心理学の記憶術

心理学の記憶術

記憶術の心理学

記憶術で物忘れを防止しよう。

以下、ネットで見つけた記憶術の心理学を考えさせられる話。

 一人の青年が花をもって恋人にプロポーズに行きます。ところが、出てきた女性は戸惑った顔をして部屋に戻り、電話をかけます。その声が、聞こえてきます。

「また、おじいちゃんなの。昔のことを全部忘れて、私をおばあちゃんと勘違いしているの......」

 プロポーズし、結婚し、子供が産まれ、育っていった、その記憶を無くしてしまったのです。

 彼はがく然として立ちすくみます。

 私たちにとって、記憶、思い出は、かけがえのない人生の宝なのです。
 心理学とも密接に関係した記憶術をマスターしてみましょう。

 一方、記憶力の悪さに困っている人たちは大勢います。
 そんなあなたの手助けをいたしましょう。
 記憶術です。